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コラム1

勃起の仕組みとメカニズム

ムラっときた…その時カラダには何が?勃起の仕組みを知ろう

これまで何も考えずにつきあってきたけれど、いざEDの不安が持ち上がった時に「よく考えたら勃起ってどうやっておきるんだろう?」と思った男性も多いんじゃないでしょうか。EDに悩む人は、何らかの形で勃起力が足りなくなっています。勃起の仕組みを理解して、どうすれば改善できるか考えていきましょう。

男性が勃起する時体内で何が起きているのか?

そもそも「勃起」とは、男性器の陰茎(ペニス)が硬くなって勃つ生理現象のこと。男性のペニスは通常時はやわらかく縮んでおり、7およそ~8cmの長さでぶら下がっていますが、勃起すると全体が硬くせり上がり、長さは10~12cmほどにふくらみます。同時に陰嚢やその中にある精巣も勃起によって上がってきます。

陰茎の中には海綿体と呼ばれるスポンジ状の組織があり、その間を毛細血管がびっしりとはりめぐらされています。陰茎の血管は男性の体の中で最も細いため、動脈硬化など血管のトラブル症状がまっさきに現れる「生活習慣病のバロメーター」ともいわれています。

男性が性的に興奮したり、男性器に物理的な刺激を受けると、陰茎内の毛細血管に大量の血液が送り込まれ、陰茎内に血液が充満して大きくふくらみます。また陰嚢も勃起によって上に動き、精巣をより陰茎に近づけることで射精をスムーズにしようと働きます。これが勃起の仕組みです。勃起することで陰茎と陰嚢がコンビネーションで作用し、射精を円滑にしているというわけです。

男性の勃起は「コーフンするとスイッチが自然に入って立ち上がる」といった単純なものだと思いがちですが、実はさまざまな器官がからみあって起こる非常に複雑なシステム。そのためプロセスのどこかにトラブルが発生すると、勃起や射精がうまくいかなってしまうのです。

また勃起は筋肉の力ではなく、大量に流れ込む血液の圧力によって起こる点も重要なポイント。要するに勃起というのは「陰茎の充血」によって起きているわけで、鍛えれば勃起力が強くなるというものでもありません。「疲れているから」「今日は調子が上がらない」などとEDの問題を軽く見て後回しにした結果、トラブルを悪化させてしまう男性が後を絶たないのも、そうした勃起の仕組みへのまちがった理解も一因だといえます。

勃起が起こる理由は2つ。中枢性勃起と反射性勃起

ICI療法とバイアグラなどの内服薬との大きな違いは、なんといっても即効性。内服薬は薬の効果があらわれるまでに数十分~1時間程度かかるのが一般的ですが、ICI療法では注入後すぐに効果を発揮します。なんと、注入後5分ほどで勃起状態になるというから、即効性に優れた治療法といえるでしょう。

また「バイアグラを飲むと勝手に勃起する」と勘違いしている方が多いようですが、実はバイアグラなどの内服薬は、あくまで性的な刺激をサポートするもの。性的刺激があることが前提で、飲めば自動的に勃起するというものではありません。それが、ICI療法の場合は性的刺激がなくても勃起が可能になります。血管拡張剤であるプロスタグランディンをペニスの海綿体に直接注入しますので、全身の血流に作用する内服薬と違って心臓などに負担をかけず、性的刺激がない状態でも注射するだけでスムーズに勃起をひきおこすことができます。

バイアグラなどの内服薬は、服用した人の体質や持病などによって効果がなかなかあらわれなかったり、重度のEDの場合はまったく効果が出ないなど、多少のばらつきがあります。また薬によって効果が比較的短時間で効果が出るものと、ゆっくり長く効果が持続するものなどさまざま。内服薬である以上、飲んでみなければ自分にどの程度の効果が出るのかわからない部分もあります。その点、ICI療法は誰でも利用でき、その効果は98%とほぼ確実に効果が出るといわれています。注入後すぐに効果を発揮しますので、ED治療方法としては画期的かつ最も確実な方法といえるでしょう。

勃起衝動から射精まで

男性が性的刺激を受けると、まず大脳皮質辺縁系視床下部にある性中枢に伝わります。そこで「勃起しなさい」というサインが出され、脊髄の勃起中枢へ伝達されます。脳と男性器は直結していないので、いったん脊髄を中継してから勃起神経を通って男性器へとアクセスします。

このとき重要なのが、自律神経。自律神経には興奮や緊張を感じた時に働く交感神経と、リラックスした時に働く副交感神経がありますが、性的興奮を感じた時に副交感神経がしっかり働いていなければ脊髄から男性器への伝達がうまく運びません。「コーフンしているのに、リラックス?」と疑問に思うかもしれませんが、実は勃起は心身がリラックスしている状態でなければ起きないのです。ストレスやプレッシャーを感じている時に勃起しづらいのは、交感神経が働いて勃起を阻害しているからなんですね。

副交感神経をうまく働かせて脊髄からのサインが男性器へ伝わると、今度は陰茎海綿体の中で一酸化炭素が放出され、血管や筋肉に作用して「サイクリックGMP」と呼ばれる物質が増えます。すると海綿体の筋肉がゆるんで血管が広がり、大量の血液が全身から送り込まれて海綿体の中に充満します。血液の圧力によって陰茎が硬くなって立ち上がり、ふくらんだ海綿体によって静脈が圧迫されてふさがると、血液が循環することなく陰茎内にとどまって勃起が完成します。

さらに性的興奮がピークに達すると、自律神経が一気に副交感神経から交感神経にスイッチし、精巣や精嚢に貯蔵されていた精液が尿道へ押し出されます。陰茎内の尿道を通じて外へと放出されれば射精完了。射精が終わると性的興奮が男性器に伝わらなくなり、海綿体に集結した血液は再び全身循環に戻って、陰茎も元の形に戻ります。

勃起の仕組みが想像以上に繊細であることがおわかりいただけたでしょうか?「男なら勃起するのが自然」だと思いがちですが、ささいなことでトラブルは起きてしまうもの。気になることがあれば、放置せずに対策を取ることをおすすめします。

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新宿院 畔上卓昭院長

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